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北朝鮮再度の核実験を強行

 北朝鮮が再び核実験を強行しました。
米中両国には事前通知があったという話もありますが、事前通知をしたからやっていいという様な問題ではありません。
危機をあおった後の交渉で有利な条件を引き出すという北朝鮮お決まりのパターンなようにも思えますが、さすがに核兵器(+弾道弾)となるとそう悠長なことも言ってられません。
先制攻撃や交戦権問題など国内での問題も多々ありますが、可及的速やかにこれらの問題を解決し、北に対処せねばなりません。
そろそろ北に従来の瀬戸際外交が効果がないことを知らしめないと、本当に好き放題されてしまいかねません。
対話も勿論重要ですが、対話にはその理由が必要です。
理由もなくお題目のように「対話が重要」と嘯くだけなのは宥和政策と同じで、相手を付け上がらせるだけです。

第二次世界大戦直前英仏はドイツに対し対話重視の姿勢で望み、結局はヒトラーの暴走を許してしまった、とはよくいわれる話です。
北の将軍様とヒトラーとを同列に語るわけではありませんが、現在の状況は似ていると思われます。
相手に無制限に引き下がると思わせてしまっては、もう何を言っても「あいつらは口だけだ」となってしまい、相手は聞く耳を持たなくなってしまいます。
そういう意味では先日のテポドン迎撃宣言は相手に対して非常に強い印象を与えたと思いますが、他のカードが日本にはあるのかというと、実は外交カードはもう残っていないのが現実です。
経済制裁について、日本独自で出来ることはもう殆どやってしまっています。
軍事オプションについては、現状では選択不可能。
そうなると、日本としては国連か米中露の3国を頼るほかないわけで、日本単独としてみた場合非常に心もとない状態です。
日本独自でプレゼンスを示すためには、やはり先制攻撃能力を備える(法制的にも装備的にも)ことが必要と思われます。
憲法第9条はお題目としては立派ですが、絶対普遍神聖不可侵のものではありません(だからこそ憲法改正についての条文もあるのです)。
周辺状況が変わるのであれば臨機応変に変えてゆかねば、単なる旧弊になりかねません。
先制攻撃が出来るという条件はきっちりと定めなければならないでしょうが、殴られないと反撃できませんというのは明らかに今の状況としては陳腐です。
核が国内に着弾してからでは遅いのです。

ここで先ほど触れた英仏の宥和政策に話は戻ります。
英仏はただ無条件にドイツに対し融和を繰り返していたわけではありません。
勿論戦争を起こさないことが目的ではありましたが、副次的にはドイツに対抗する軍備を構築するための時間を稼ぐことも目的でした。
日本も対話するも結構ですが、その間に集団自衛権や交戦権問題をきっちりと解決し、交渉で埒が明かないとなった場合に「どうにかできる」体制構築をすすめるべきだと思います。

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